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■7:もう一度会いたい
このサイトに載せる、初エロが誠練かぁ……(笑)
必然的に(?)痛々しくなってしまいました……苦笑。
*少々乱暴な表現がありますので、ご注意下さいませ!
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「いっ…、達かせて…ぇ……っ!!」
「だらしないな、上も下も。だらだらと零しやがって」
「せ……いち…、や…ぁああ……っ」
息も切れ切れに名前を呼んでも、誠一はソファに深く身を預けたまま、悪い笑みを浮かべているだけだ。
そのすぐ下、フローリングの床で仰向けに転がる練の両手は、きつく、縄によってひとまとめにされて頭の上にある。同じく、体液を溢れさせる性器も、根本の部分でしっかりと縛られていた。
「誰が悪いんだ? お前だろう?」
身体がびりびりと痺れている。長い間、故意に射精を止められた肉体が、がたがたと震えて限界を訴えていた。
恥じらいなどは既にない。大きく脚を開いたままで、爪先を丸めては、練は激しく身悶えた。
力を入れてはいけないと、頭では分かっていても、身体が言うことを聞かない。力が入れば、余計に快感は肥大していくし、同時に突っ込まれている体内の物を、意識せざるを得ないのだ。
「や、あっ――…!!」
大きく跳ね上がった腰は、中で動きを再開した玩具のせいだった。男性器を模したそれは、凶暴なほどの質量を持って、モーター音とともに内壁を激しく擦る。無機質で単調とはいえ、前立腺を永遠と刺激されては、とてもまともではいられない。
「ひあぁああ…っ、い…やら……ぁあっ」
「とうとう舌まで回らないか、ん?」
喘ぐ息で酸欠になる練は、思考さえもよくは働かない。
しかし、こんな酷な時間には、薄れる意識の中で思うのだ。――この憎らしい男を、いっそ殺してやりたいと。
「北村も消えたところで、あとは誰が残ってるんだ? ――答えろ、練」
――早く紐を解け、早くスイッチを止めて中から出せ、そして早く達かせろ!
言いたいことは山ほどあるのに、何ひとつ言葉にはならず、高く嬌声だけが、喉の奥から上がり続けた。
「誰なんだ?」
誰か、なんて、尋ねるほどのことでもないのに! 練は胸中で吐き捨てる。
記憶を辿れば、今もある男の顔が鮮明に浮かぶ。
練が初めて惚れた、男だ。そして同時に、誰よりも憎んだ男。
名前など、誠一には言わなくとも分かっている。しかし、いつまでもその男の影を忘れられない練を見つければ、誠一はこうして我を失くすのだ。
「ひあ、あああぁ…っ、あ……!」
ソファに座ったまま上げた爪先で、誠一が練の破裂しそうに充血したものに触れた。もはやそこは神経が剥き出しになったかのように、性器の表面を覆っている。触れられたならばその衝撃の凄まじさは、耐えられないほどだ。
鈍化していけばいいものを、感覚はますます鋭敏になり、練を地獄へと突き落とす。
「忘れたのか? いや、そんなわけはないな。何しろ、さっきまで考えてたはずだ」
器用に動く足先が、過敏な器官を這っていく。応じるように、練の身体は壊れたようにびくんびくんと痙攣を繰り返した。
「どうやって殺してやろう? なんたって一番罪の重い男だろう? お前の意見を訊いてやるよ」
誠一は笑う。何よりもサディスティックな顔で、今は練をいたぶることだけが全てだ。
がりっ、と、先端の割れ目に誠一の爪が食い込んだ瞬間。
「ひ―――……っ!!」
空気をも震わせる絶叫とともに、練の身体が大きく引き攣る。指の先の神経にまで走り抜けたのは、強烈な痺れだ。
見開いた瞳から流れる涙が、乱れた髪に吸い込まれていった。
――殺すな。
意識を手放す練が最後に吐き出した声は、誠一の耳に届いただろうか。
眠りの底へと沈んでいく中、奥歯を噛みしめた誠一を、もはや見ることは叶わなかった。
たったひとつだけ、誠一に対して逆らうことがある。
――殺したりはしない。麻生龍太郎という男を、だ。
どんなに誠一が望もうとも、それだけは譲れない。やりようならば、他にいくらでもあるはずだ。
憎いはずのあの男を思い、それだけが変わることない練の願いだった。
***
初エロが、マニアックでごめんなさい……苦笑。
2008.7
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